よくあるご質問

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Q1.「板倉の家」とはなんですか。

「板倉の家」は、筑波大学教授の安藤邦廣さんが提案した建築構法による呼び名です。古来より宝蔵や米蔵として使われ、板倉という名称もそれが主として倉に使われてきたことに由来します。伊勢神宮などの神社建築の多くもこの板倉構法でできています。

Q2.「板倉構法」とはなんですか。

「板倉構法」とは、正倉院の校倉(あぜくら)を板状にしたものです。杉の厚板を柱と柱の間に落とし込みの壁をつくります。壁はもちろんのこと、床、屋根も杉の厚板を用いて、家全体を厚板で包み込むようにして、杉板の持つ優れた断熱性や調湿性、天然素材の持つ安全性を活かす構法です。

Q3.この構法で地震には強いですか。

「板倉構法」には、落とし込みの板壁が使われます。この落とし込みの板壁は、柱に設けた溝に30mmの杉板を水平に落とし込み、さらにその片側に何枚もの縦板を添わせ、縦板と横板が交わる所に、一ヶ所当たり、釘を2本打ち付けたものです。地震時に落とし込みの板壁が地震のエネルギーを吸収してくれるので建物が倒壊することはありません。

Q4.どんな土台を使っていますか。

青森ひばを土台に使用しています。独特の香りが強く、色は淡い黄白色です。水湿に強く、ヒノキチオールが非常に多く含まれているため、殺菌効果が高く、シロアリなどの防虫に高い効果をあげています。

Q5.構造材はどんな木材を使っていますか。

主に杉材を使用しています。落とし込みの杉板は、徳島県の60年以上の木頭杉を使用しています。

Q6.どんな断熱材を使っていますか。

屋根、床には羊毛断熱材サーモウールを使用しています。壁はお客様からの要望があれば杉皮断熱材フォレストボードを使用します。石油化学性樹脂を含んだ断熱材は、使用しません。

Q7.「板倉構法」で増築をすることはできますか。

可能です。少しの増築でも対応できます。

Q8.夏場の住み心地はどうですか。

調湿性のある木材を多く使用するので、蒸し暑さはありません。暑がりの方でなければエアコンなしで暮らせます。

Q9.冬場の住み心地はどうですか。

調湿性のある木材を多く使用するために、結露はありません。落とし込みの板壁は、優れた調湿効果を利用して、室内の湿度の変化を一定の幅に抑え、室内の温度環境を良好な状態に安定させます。

Q10.シックハウスの対策はされていますか。

シックハウスは、現在の家づくりに使用されている建材類の接着剤や化学塗料、防虫薬剤などから放出される有害な化学物質が原因です。「板倉の家」では国産の杉板を使用しますので安心です。

Q11.アフターメンテナンスはありますか。

お引渡し後は、一ヶ月後・半年後・一年後にメンテナンスでお伺いいたします。それ以降は、年に一度お伺いしますので、何かご相談などございましたら、その際にお聞きください。

Q12.「板倉の家」の欠点はありますか。

「板倉の家」の欠点としては、強いていえば木を見せるようにしていることです。構造材をすべて隠すようなことはしませんので、ハウスメーカーのような家を望まれる方には、申し訳ありませんが適さないと思います。